アタッチメントの本


今、赤ちゃんが危ない 母子密着育児の崩壊

誕生から生後2年くらいまでのあいだに、実は、「心の発達」の基盤が作られる。その間、子どもの体が親に密着していることが必要で、怠ると情の薄い、危険な子が育つ。二十世紀産業社会が崩壊させた母子密着育児文化回復の必要性を訴える。

長年、言語治療の第一人者として多くの母子と接してきた田口恒夫先生が、大学退官後に書かれたエッセイをまとめたものです。

言葉の遅れた子どもたちの治療に関わる中で確信をした密着育児の大切さをベースに、母子関係の問題に留まらず、今の学校がもつ「非人間的な側面」も見逃さずに一章さかれている。

著者は、田舎暮らしをするなかでパーマカルチャーに関心を持ち、パーマカルチャーの教科書的存在の本『パーマカルチャー 農的暮らしの永久デザイン 』を翻訳・紹介された方でもある。農的暮らしを実践しているからこそ書かずにはいられなかった、今の日本の子育ての状況についての辛口の、でも愛情あふれる「密着育児のススメ」の書。(2002年出版)

「アタッチメント・ペアレンティング」という言葉が今ほど一般的でなかった時代から、子育てにおいてのアタッチメント=密着の大切さをずっと語ってこられた先生の最後の本です。

自然育児に関心のある方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

今、赤ちゃんが危ない 母子密着育児の崩壊1001円
●田口 恒夫
●近代文芸社新書


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